Africa

Republic of
South Africa

Overview / Things to see

南アフリカ南部のケープ地方は、そこだけが地中海性気候
(夏に乾燥・冬に降雨)という特徴を持っていて、
植物の固有性がたいへん高い場所として知られている。

近代的な都市、ケープタウンのすぐ南にそびえる
「テーブルマウンテン」や「喜望峰」周辺は、
こうした植物を観察するのに絶好のハイキングコースがいくつもある。

国土の西海岸沿いで、春に大地を埋めつくす野生の花々の光景は圧巻。
日本が輸入している多くの園芸植物のふるさとでもある。
例えばツツジ科エリカ属、ヤマモガシ科プロテア属、それにアロエの仲間など。
また、オーストラリアと共通であるゴンドワナ大陸なごりの植物も多く見られる。

Our Recommendations / Travel Resources

Books

WILDLIFE OF THE CAPE PENINSULA

・「WILDLIFE OF THE CAPE PENINSULA」

 Duncan Butchart STRUIK

アフリカ各国のフィールドガイドは、そもそも書店を探すのが大変で、
欧米などの書店、出版社で選んだ方が入手しやすく、
タイトルの種類も多いかと思います。
そんな中でも、南アフリカのこの出版社の本は、
地元ならではの味わいがあって、なかなか良かったです。

healthy travel Africa

・「healthy travel Africa」

 Lonely Planet

旅行医学に関する情報を満載したハンドブック。
ポケットサイズながらその情報量は豊富で、
内容もしっかりしています。
日本では以前まで個人旅行が一般的でなかったためか、
この分野の類書はまだ少なく、頼りになる存在です。
中南米版、アジア・インド版、大洋州版にもお世話になっています。

・「Watching Wildlife Southern Africa」

 Lonely Planet

「African Wildlife : ( A Pocket Naturalist Guide )」

 Waterford Press

・「A Walking Guide for TABLE MOUNTAIN」

Brochure

National Park Information

・「South African National Parks」
・「Kruger National Park」
・「Namaqua National Park」

・「EXPLORE Cape Nature Reserves and other Eco-Attractions」

・「Explore the Cape's Floral Wonders」

・「DARLING R27 WEST COAST EXPERIENCE」

Map

地形図

・「Approved Paths on TABLE MOUNTAIN」

More Information

Nature Parks Information

・South African National Parks
・Cape Nature Conservation

書店

・EXCLUSIVE BOOKS  Capetown

Republic of Namibia

Overview / Things to see

手持ちのガイドブックの冒頭に、
「あなたが100万年前の世界を、生き物たちを、もし見たいのなら
アフリカ以外にどこがあるのでしょう?」という言葉がある。
まさにその言葉通りに、アフリカの自然は厳しく、美しく、そして魅力的である。

オーストラリアにしろ、北米、南米大陸にしろ、
この10万年に、ほ乳動物相の8割は失われたという調査がある一方、
アフリカはそれが15%に押さえられているとも言う。

ナミビアは、アフリカ南部では最も乾燥した大地を持つ国で、
国土の大半はサバナと砂漠である。

1年を通じて雨はほとんど降らず、そのため大部分は
極端な乾燥に耐えられるような植物しか生育できない。
トゲのある低木のネムノキ科アカシア属やサボテン、ベンケイソウ、
パイナップル、マメ科の仲間やイネ科の1年生植物など。
北部アンゴラとの国境付近には、
ここだけで見られる植物「ウェルウィッチア(奇想天外)」がある。
この環境で1500〜2000年も生きられる命は、不思議としか言い様がない。

同じく北部には広大な野生生物保護区「エトーシャ国立公園」があり、
サファリにて、ライオン、アフリカゾウ、サイ、キリン、シマウマ、インパラ、
ハーテビースト、オリックス、ハイエナ、ジャッカル、イボイノシシなどを観察。

また、ダチョウにハゲワシも多い。
マングースと共生関係にある「ホーンビル(キバシサイチョウ)」や、
アフリカオオノガン、ライラックニシブッポウソウ、ペリカン、ハチクイ、
集団でマンションのように営巣するたいへんおもしろい習性を持った、
シャカイハタオリドリなども。
樹だけでなく、電柱などもうまく営巣に利用していて感心する。

キャンプ地はフェンスで囲まれ、行動できる時間は日の出から日没までと、
人間と動物双方の安全がはかられている。
・・・はずなのだが、夜な夜な小型動物は人の食料を狙いにやって来る。

一見何もないように見える砂漠でも、動物、昆虫の足跡が砂上に無数についていて、
姿はなかなか見せてくれなくても、生き物の気配はある。
赤茶けた砂山が、日の出、日没に見せる光と影の景観は、ため息が出るほど美しい。
日中との温度差はとても激しいが、砂山の中に手を入れると意外なほど
ひんやりとしていた。

Our Recommendations / Travel Resources

Map

ETOSHA National Park

MAP OF ETOSHA

・「MAP OF ETOSHA」

公園内の地図と生息する動物たちを解説した冊子です。
薄手で軽いので、サファリの途中やキャンプ地に帰ってから
ページをめくりつつ、次はどんな動物に会えるか、
毎日が心ときめく体験でした。

官製地図

「OKOSONGOMINGO」 (1:50,000)
「ONJOKA」 (1:50,000)
「ELANDSVREUGDE」 (1:50,000)
「NAMIB - NAUKLUFT PARK」 (1:50,000)
「NAMUTONI」 (1:250,000)
 REPUBLIC OF NAMIBIA MINISTRY OF LANDS

Road Map

・「NAMIBIA」
 THE AUTOMOBILE ASSOCIATION OF NAMIBIA

More Information

African Art

・African Kirikara Art & Craft

書店

・The New Bookcellar
・the Book Den
 Windhoek