Europa

United Kingdom of Great Britain
and Northern Ireland

Overview / Things to see

滞在日数が短かったので、もっぱら王室の都市型緑地公園に暮らす
生き物たちを相手に観察する。
ロンドンは世界的な大都市でかなり賑やかなところだが、
そんな中、リスやキツネ、コウモリ、都市鳥などはたくましく生活している。
公園の数も面積もけっこうあり、こうした公園があるだけで人もホッとできる。

大英博物館を見学したが、中身は当然として入れ物の建物自体も
立派なものであった。できるだけ本物を展示するという方針なのか、
はく製や骨格標本、その他世界中から略奪(?)してきた物の
圧倒的な数の展示物には、それこそ圧倒された。
ただ、古代ローマや古代ギリシャの展示など、
ヨーロッパの歴史をもっと知っていれば、よりおもしろいに違いなかった。

自然とは直接関係ないが、旅行のための医療情報や用品が
この国ではとても充実していて、さすがに7つの海をまたにかけていたと
言われるだけのことはある気がした。

Our Recommendations / Travel Resources

Books

FIELD GUIDE TO THE ANIMALS OF BRITAIN

・「FIELD GUIDE TO THE ANIMALS OF BRITAIN」

 Reader's Digest

あまり良い本のなかった・・・と下に書きましたが、
この本だけはピカイチでした。
イラストの素晴らしさに一目ぼれして即購入。
野生動物から家畜まで、子供たちが見ても楽しめる内容です。

・「Field Guide to Birds of Britain and Europe」

 New Holland Publishers Ltd.

英国の書店では、個人的には自然観察に関する良書には、
なかなかうまくめぐり合うことができませんでした。
植物=園芸、動物=ペットという扱いのものが多く、
いわゆるフィールドガイドという感じではないのです。
その中でこちらの出版社のものは、自国だけでなく、
世界各地域向けのタイトルが発行されています。
アフリカなど、ヨーロッパの影響を強く受けている地域の
本を探す場合にも、参考になりました。

More Information

地形図

・Ordnance Survey Limited

博物館

・The British Museum
・The Natural History Museum

自動車協会

・Automobile Association (AA)

医療情報 / 予防接種

・International Society of Travel Medicine (ISTM)
・MASTA Ltd.

ファーストエイド用品

・LIFESYSTEMS

書店

・Foyles Bookstore

Swiss Confederation

Overview / Things to see

ヨーロッパアルプスで、お花畑のハイキングざんまい。
コースは選択に困るほどたくさんある。
冬はスキーゲレンデになるところが多く(志賀高原あたりのイメージ)、
標高のかなり高いところまでゴンドラやリフトであっという間に行き、
あとはもっぱら下りながら楽しめるので、
日本の山歩きの感覚からするとちょっと違和感があるかも。

全土にわたって広がる放牧と、
それによる乳製品(特にチーズ)の豊富さに感心する。
小さな町のスーパーでも、ショーケースに何十種類ものチーズがあって、
いろいろ食べくらべするのもおもしろかった。

山々は、「ヨーロッパカラマツ」や「シモフリマツ」など
陽樹から構成される亜高山針葉樹林と、ハイマツのない森林限界帯という、
同じような環境でも北東アジアの森とは異なる特徴を持っている。
森の中では、そうした松葉を塚状に築き上げた巨大なアリ塚を発見!
また、スイスの景観を特徴づける典型的な氷河地形も随所で見られる。

ハイキング中は、マスコット的存在の「ホシガラス」や
ライチョウの仲間をしばしば見かけることができ、
南東部にあるこの国唯一の国立公園地区では、
森林限界より上で一面に咲く「エーデルワイス」に出合えた。
海外からの観光客が通常訪れる場所のハイキングコースでは、
ここまでは見られなかったので感激した。

Our Recommendations / Travel Resources

Books

Along the nature trail

・「Along the nature trail」
・「Guide & Map PARC NAZIUNAL SVIZZER」(1:45,000)

 PARC NAZIUNAL SVIZZER, Kummerly + Frey

「スイス国立公園」内のネイチャートレイル用ガイドブックと
その地図です。意外なようですが、
スイス国内の国立公園はここだけしかありません。
それだけに公園内の自然保護やサービス管理は、
しっかり考えられていると感じました。

・「Natur Europa Die 40 schonsten Nationalparks und Naturschutzgebiete」

 Styria

いわゆる、自然観察向けのフィールドガイドではなく、大型本の写真集です。
ただ、ヨーロッパ各国の自然を横断する形で紹介した本は、
なかなか見当たらなかったため、旅に出かける前の計画段階で
とても参考になると思います。
タイトルから分かるようにドイツ語で書かれた本ですので、そこだけは要注意。
しかし、写真を見ているだけでも十分満足かもしれません。

Brochure

National Park Information

Federal National Park Commission (FNPC)

・Swiss National Park

Map

地形図

swisstopo

・「JUNGFRAU REGION」 (1:25,000)
・「ZERMATT GORNERGRAT」 (1:25,000)
・「ZERNEZ」 (1:25,000)
・「MATTERHORN」 (1:25,000)
・「GRINDELWALD」 (1:25,000)
・「BERNER OBERLAND」 (1:50,000)
 swisstopo, Federal Office of Topography

高い技術が生み出すスイスの官製地図は、
その美しさで世界最高水準と言えるのではないでしょうか。
できれば額装にして飾りたいくらいの「アート」だと思います。

Hiking Map

・Wanderkarte「ZERMATT MATTERHORN」 (1:25,000)

Town Map

・「Grindelwald」

More Information

Swiss National Park Visitor Centre

・Nationalparkzentrum  Zernez

書店

・TRAVEL BOOK SHOP  Zurich

Federal Republic of
Germany

Overview / Things to see

Books

TIER-und PFLANZEN FUHRER

・「TIER-und PFLANZEN FUHRER」

 BLV

滞在も短いのに、ついつい買ってしまったフィールド図鑑。
しかもドイツ語版だし・・・
ただ、内容は非常に充実していて、ヨーロッパなら
他の国でもかなり使えると思います。

More Information

地形図

・Bergverlag Rother
・Bayerisches Landesvermessungsamt
・IGN
・bikeline

書店

・GEOBUCH  Munchen

Republic of Austria

Overview / Things to see

この国西部のチロル地方の山々も、自然的にはスイスと似たような条件だが、
村々はよりこじんまりとしていて、静かな山歩きを楽しむには
こちらがだんぜん良いかもしれない。

スキーリゾートとして、冬が観光の本番というところが多く、
宿などは基本的に夏の方が安く泊まれるし、空いている。

Our Recommendations / Travel Resources

Books

・「Guide & Map St.Anton am Arlberg」

 Mayr

ヨーロッパ各地のスキーリゾートでは、
夏期はその施設を利用しつつ山歩きを楽しむことができる。
このリゾートもそのうちの一つで、
遊歩道 'パス' は全長300km もあり、コースも選びたい放題。
年間を通じて楽しめる工夫に、リゾートの真価を見せられる思い。

More Information

地形図

・KOMPASS

スキーコースをわかりやすく表示する必要があったからなのか、
ヨーロッパでは山岳だけでなく都市も含め、
鳥瞰図を利用した案内が多用されているように感じます。
平面の地図より感覚的に位置関係をつかみやすく、
単純に絵画的な品としてポストカードやポスターとしても販売されてます。